【SFC修行】 OKAタッチまとめ

2018年も終わろうとしていますが、今年の初めからSFC修行を始めたペキコにとっては、非常に密度の濃い一年となりました。

では、そんな修行を振り返ってみたいと思います。

第一弾は羽田-沖縄×2往復です。

修行の始まり・・・そして伝説へ

SFC修行をすると決めてからポイントサイトでコツコツポイントを貯め、マイルやスカイコインに交換することに心血を注いだ2017年。

この長い下積み生活を経て、満を持してペキコの修行が始まります。

飛行機なんて年に一回乗ればいい方だった、右も左もわからないヘッポコペキコの成長記です。涙なしには読めないよー

1往復目 2018年2月

国内線修行のThe 王道「羽田‐那覇」のプレミアムクラス往復です。

ANA国内線プレミアムクラス、人呼んでプレミアムクラス。国内線におけるビジネスクラスですね。

もちろんエコノミークラスより料金は高いのですが、それ相応の贅沢さを享受できる空間です。

シート幅、ピッチ、リクライニング角度、機内食及びドリンク、CAさんの接客、昂ぶり度どれをとってもエコノミークラスの比ではありません。

さて、そんなゴージャスクラスに庶民のペキコが乗るとどうなるのでしょうか。

初めてのチェックイン&ラウンジ

修行僧の朝は早い・・・これも修行のためと冬の朝の寒く暗い中家を出て向かうは羽田。

なぜそんなに早くに羽田へ向かうのかと?それはもちろんラウンジを使いたいからですよ(茶番)

そうです、プレミアムクラスはANAラウンジが使えるのです。

修行終える前からラウンジの旨味を味わえる、この裏技のような金技。

早く羽田に到着して、少しでも長く享受したいと思うのはペキコだけではないと思います。

話は変わってチェックインの話。

プレミアムクラス搭乗者は、これまたステータス保持者等しか入場できない秘密の空間「ANAプレミアムチェックイン」も利用できます。

初めてのプレミアムチェックイン。恐れ多くてものすごい遠くからしか写真が撮れなかった・・・

プレミアムチェックインの中は、チェックインカウンターのほか、専用の保安検査場があります。

専用と言えば聞こえはいいですが、こちらのチェックインを利用する対象者が実は少なくないため、時間によっては結構並ぶ時がありますね。

一般の検査場でもよかったかな、と思うことがたまにあります。

それにしてもこちらを利用される方はステータス保持者がメインのため、検査の手際も素晴らしい。

平民がプレミアムクラスに乗ることでみなさんの検査場を使わせていただき、もたもたしてすみません。

プレミアムチェックインを利用するメリットとしては、「ラウンジが近い」ということが挙げられるでしょう。

検査場を出たらすぐにラウンジ直通のエスカレーターが待っているのですぐにラウンジに入ることができます。

これが少し並んでもプレミアムチェックインを使った方が良いアドバンテージですかね。

▲保安検査場出た瞬間に見える光景

それでは初めてラウンジに入室させていただきます!よろしくお願いします!

初めてのラウンジは、テレビやマイラーさんのブログで勉強しまくりだったので、どこに何があるというのは頭に入っていたのですが、この独特の空気は画面や写真からでは感じ取ることができませんね。

憧れのANAラウンジ様、私は今最高に感激しています!!

お手洗いもきれいでした。

ANAラウンジにテンション上がりすぎて、トイレの見慣れない形状のカギすら写真に収めてしまう人。

この時はなかなか人が多く、ドリンクカウンター周りの写真撮影を断念。

初めてのANAラウンジ、印象は「広いし清潔だけど子連れも多いし割とざわついてるなー」

1レグ目 HND-OKA

時間いっぱでラウンジでくつろいだ後はすぐ近くの搭乗口から搭乗です。

ラウンジの良いところは、搭乗口から近いことが多いのでギリギリまで時間を有効活用できるところですね。

この日は初めてだらけで緊張というか遠慮というか、機内も全然写真を撮れていなかったですね。この後回を重ねるごとに図々しさと逞しさスキルが上がっていくのですが。

搭乗後はCAさんからご挨拶。

ご自身のお名前を名乗って、「お世話させていただきます」と( *´艸`)ウフフ

真冬の搭乗だったので、上着を着ており、それを預かってもらいました。ギャレーの横側にクローゼットがあり、そこにハンガーで吊るして収納してもらいました。

座席にはクッションのほか、スリッパ、ひざ掛けにヘッドフォンが装備されていました。この時点でエコノミークラスとの差を感じました。

あと、これは笑い話なので笑ってもらっていいのですが、担当のCAさんに離陸前に「今日は新聞はご覧になりましたか」と聞かれ、そんな質問が来ることを予想していなかったペキコは「なに?もしかして私の業種に関する大きな事件が起こってそれについて知ってるか聞いてるの?」と0.0001秒で考え、「いえ、まだです」と答えました。

すると「それでは何をお持ちしますか?日経・読売・・・」とおっしゃいます。あ、ただの新聞読むかどうかの確認だったのね。。

それであれば、「新聞をお読みになりますか」で良いわけですよ。

丁寧さを出そうと婉曲表現をしたため、ペキコの察しスキルの低さも伴い、会話が1往復増えることになったのも今では良い思い出です。

それにしてもなんだよ「自分の業種に関する大事件」って・・・・・・

予約時やマイレージ会員の情報として会社名は登録しないってばよ・・・・・・

▲機内からの政府専用機。初めて見ました。

離陸後、一路沖縄へ。

途中で素晴らしい景色が。

日本人なら誰しもテンションが上がる富士山!

これを目当てに、進行方向右側の窓側の席にしたのです。

う、美しすぎる。。。

空気のきれいな冬の特権ですかね。

プレミアムクラスとエコノミークラスの大きな差。それは食事。

プレミアムクラスは出発する時間帯によって、朝食・昼食等のメニューが提供されます。

ドリンクもエコノミークラスでは提供されない、厳選されたものでアルコールも選べます。すごすぎます。

この日の便は朝食提供の時間帯の出発でした。

ホントに朝食にふさわしい、サンドイッチとフルーツのプレートでした。おいしゅうございました。

なお、プレミアムクラスにも個人モニターは基本的に付いていません。

Wi-Fi機内サービスのコンテンツか自分で用意した暇つぶしのものがあれば那覇にはあっという間についてしまいます。(プレミアムクラスは加えて食事があるので、余計あっという間)

また、着陸前には預けておいた上着を返してくれます。

クローゼット内の芳香剤の香りか、戻ってきた瞬間に良い香りがふわりとしました。でもむせました。

那覇到着

着きました、那覇空港。十数年ぶりだったりする。でも日帰り・・・というかとんぼ返り。

復路は、到着後1時間30分後に出発予定。この時は外にも出ず、ただただ空港内で時間を潰して保安検査を受けて出発兼到着エリアへ。

修学旅行生でしょうね。難民キャンプのような光景にギョッとしました。

同じ機材に乗ることをどうしても避けたく、予約時に入念にチェックしていたので同一機材・同一クルーは避けられました。

それでも構わないって人は、もう少し那覇空港滞在のインターバルを詰められると思いますが。

復路も往路同様プレミアムクラスだったため、ラウンジを使える権利を持っています。

ただ、この那覇空港のANAラウンジは狭い・混むで有名です。

案の定、今回もアタックしてみたのですがあまりの混雑っぷりに入室を諦め、お手洗いだけ借りて出てきました。(トイレットペーパーがピンクで若干引きました)

那覇空港の物理的な面積の制約もあると思いますが、上級会員の満足度を下げる要因の一つとなり、ANAからしたら信頼や上客囲い込み機会の逸失になるわけです。

そのため、那覇空港は絶賛ラウンジリニューアル中ですね。

SUITEラウンジに併設する形で、全体で1.8倍の面積になるようですが、SUITEとANAラウンジでどのように分割されるかが重要ですね。

ダイヤになってから那覇空港のSUITEにも行きましたが、こちらも広いわけではなく、便が集中する時間帯は座席確保が難しいのではないかと容易に想像ができました。

2レグ目 OKA-HND

復路に関しては、那覇空港のラウンジが目玉だったのですが、それすらなくなってしまったので、特記すべきことがありません。

だから機内食について書こうと思います。

帰りは昼食の時間帯だったので、和食御膳をいただきました。おいしゅうございました。

復路はこれしか写真がない(笑)

初めてのプレミアムクラス、堪能させてもらいました。

これがあと数回もあると思うと腰が痛い楽しみで仕方ありません。

那覇空港土産1

なお、ペキオへのお土産は今回はこちらです。

▲左から復路機内で出されたおせんべい、A-1ソース、ラフティ

A-1ソースは沖縄のステーキ文化の中で君臨しているソースの王様のようなものらしく、ペキオからのリクエストでした。

帰ってから早速使ってみましたが・・・独特・・・・・・

酢の酸味が非常に強く、ペキオとペキコには残念ながら合わずorz

しかし、この酸っぱさは牛肉に合わないだけで、豚肉には合うことを後に発見したので、無駄にはなりませんでしたが、ちょっと人を選ぶソースだなぁと。

右上の爪楊枝はお弁当に付いていたものです。嬉しくて記念に持って帰ってきました(笑)

【獲得プレミアムポイント(PP)】

往路:2860PP

復路:2860PP

累計:5720PP

2往復目 2018年2月

2回目はすぐにやってきます。

前回、何事もなく無事に終えられたのでこの時は少し余裕ありです。

まずは往路です。

ほら、ラウンジの入口を撮る余裕があるよ。

入口といっても、ラウンジを出る時に搭乗エリア側から撮ったものですが。

でもラウンジ内の写真はゼロでした。

3レグ目 HND-OKA

ほら、プレミアムクラスの写真も撮れたよ。

上の写真は、リクライニング角度を見せるための一枚です。

最前列の方は最高角度まで倒しているように見えますが、その後ろの席への圧迫感も少なく、足も組む余裕の空間がありますね。

なお、プレミアムクラスのシートはテーブルが自席収納型のため、前の人がいくら倒そうがテーブルに影響することはありません。

まったくもってわかりにくい写真ですが、普通の日本人なら前の席に膝が付くなんてことは難しいかと・・・

少なくとも、身長160cmのペキコには膝どころか足すら届かない距離。短足。

続いて機内食です。この日も往路は朝食。

うん、こないだと一緒。

かと思いきや、似てるのは見た目だけで、全部異なるものでした。

10日に一回メニューの変更を行っているようで、よっぽどのヘビーユーザーでない限り、同じ食事が続くということはなさそうです。

【プレミアムクラス お食事・お飲み物】

いくつかの料理のローテーションかもしれませんが、こうした細かい気遣いに固定ファンが付くというのも頷けます。

那覇到着

そうこうしているうちに那覇到着。

今回は空港の外に出て、沖縄の空気を吸ってきました。

折しも2月はプロ野球がキャンプをしている最中でした。

この時は復路出発まで2時間以上時間があったため、修行僧の聖地ならぬ聖飯(せいめし)

ポークたまごおにぎり本店』を食べることにしました。通称ポーたま。簡単に言うと、おにぎりのサンドイッチです。

ポークたまごおにぎり本店の空港1F店(ややこしい)は1階の到着ロビーにあります。到着口B(ANA側)を出たすぐ右のところです。

牧志にある本店は行列がすごいとか、でもこちらも負けていません。

リアルに25分も並んだよ・・・

何しろオーダーを受けてからおにぎりをサンドしていくわけです。

しかも5個入りや6個入りなどをオーダーする人も少なくない。

そのため、並んでいる人数以上に体感待ち時間が長くなるわけです。

しかし待った分、作りたてがいただけるわけですから。待つ時間を楽しみましょう。

お店の外に面した窓では、おにぎりをサンドするサンド場、お店の中にはメインの具となる卵焼きを作る焼き場があり、臨場感のある光景を楽しめるので、待つのもそれほど苦ではありません。

ようやく自分の番となり、スタンダードなポーたま(税込250円)をオーダーしました。

お会計を済ませると番号札を渡され、脇に避けて待ちます。

数分後、ついに手にしました。次はこれを食べられる場所探しです。

展望デッキがいいかな、とまずはANA側の3階見学者デッキへと向かいました。

すると、今は解放していないだと・・・?

(これ、ペキコの勘違いで看板が立っているのを見ただけで閉鎖と思い込んでしまいましたが、実際は解放されていたかもしれません。看板を読まなかったというなんというぬかり具合)

そこで、反対側のJAL側に行ってみました。

すると、ここは開いている・・・

なお、デッキはANA側JAL側いずれも上の写真のようなゲートがあり、100円で入場するシステムです。

チャリーン

ない、なにもない

あたしゃてっきり羽田とか成田みたいにベンチがあるんだと思ってたよ。。

あるのは沖縄の動植物を紹介したプレートだけ。

しかもこの時大変な強風で、あっという間に退散せざるを得ませんでした。

その時間2分。100円で2分。2分で100円。

さらにはこのデッキ、現在は無料化されているとのこと・・・これから行く方の参考になれば幸いです・・・

髪の毛ぼさぼさになりながら、今度はレストランフロアにある見晴らしの良い窓側に行くこととしました。

しかしここもベンチは無いに等しく、左右に1台ずつ腰掛け程度のものがあるだけ。そこも先客あり。

こうなったら意地ですよね。

意地でそこで食べてやりましたよ。

途中で沖縄の地ビールを調達して。

初ポーたま、おいしかったです!

卵焼きと焼いたスパムをはさんだシンプルなもの。スパムの塩気が絶妙で、おいしゅうございました。

ただ!ただ!一つだけ言わせてもらうと、海苔の表裏が気になりました。

通常巻き寿司などでは、毛羽立つ方を内側にするため、口に当たる方はツルツル側です。

しかしこのポーたまは口に当たる方がケバケバ側。沖縄の海苔がそういうものなのか、それともあえてそうしているのかわかりませんが、ペキコは口当たりが少し気になりました(細かすぎ)

余談になりますが、この時ペキコの隣にはANAの貨物部門の職員の男性とそのお子さんが飛行機を見ながら無線を聞いて楽しんでいました。

男性は仕事着(つなぎ)のままだったので休憩中だったのでしょう。

そんな微笑ましい光景の真横に、ポーたまとビールを立ちながらかっ食らっているダメな大人がいてごめんね。

それにしても那覇空港はもう少しベンチを増やした方が良いのではないでしょうか。

到着ロビーと出発ロビーには辛うじてありますけど、圧倒的に数が少ないと思います。

4レグ目 OKA-HND

今回はシートも写す余裕がありました。(ブレブレだけどね)

圧巻のプレミアムクラス。

帰りはこの日も昼食。

しかしポーたまとビールのおかげでお腹はパンパン。もったいなかったですが、少し残してしまいました。

【獲得プレミアムポイント(PP)】

往路:2860PP

復路:2860PP

累計:11440PP

那覇空港土産2

今回はなし。

プレミアムクラスに乗ってみて

プレミアムクラスは長距離であればあるほどその真価が発揮されると思います。

ただ、エコノミーよりは値は張りますし、国内の数時間の移動だったら価値を見出せない人も中にはいると思います。

ペキコもその一人です。

羽田拠点なので、国内であればどんなに長くても3時間20分程度(羽田-石垣/宮古)。エコノミーでも十分だと個人的には思います。

しかし、例えば親と行く旅行など、本当に特別な時に使用したいと思えるクラスです。

これも経験して初めてわかること。修行がなければ縁がなく、その魅力も知らないまま終わっていたでしょうね。そういう意味でも修行をしてよかったと思えることの一つですね。

修行は始まったばかり。

To be continued…

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