SINタッチを駆使してプレミアムメンバーになったペキコですが、ダイヤ修行を目指してからは、これまでに行ったことがなく、かつ効率のよい場所を修行の地として選定しました。修行僧にも人気のシドニーです。
色々と勉強してきたので、この旅の一部始終をお届けします。
シドニー修行のメリット・デメリット
メリット
- 貯められるプレミアムポイントが多い
- 日本との時差がほとんどない
- 旅行先として魅力的(空港~市内が至近!)
デメリット
- 現地の物価が高い
- 季節が逆転
- 食事が・・・
今回、ペキコはただただ快適に過ごしたいという理由だけで往復ビジネスクラスにしました。
その場合のプレミアムポイントは9,518ポイント。往復で19,000ポイント超え!

羽田ーシドニー ビジネスクラス利用/ステータスなしの場合に得られるマイル及びプレミアムポイント
正直、プレミアムポイント単価は悪いです。15円をオーバーします。
さらに言うと、実際にはこのシドニー往復に国内線乗り継ぎを付けて沖縄発着としているので、もう少しだけ単価は下がります。
が!出発/帰着地の沖縄に行くまでの国内線を別途用意しているので、トータルは・・・・・(遠い目)・・・・・考えるのを止めました。
さらにさらに、前記事でも書きましたが、出発の沖縄往復が台風による欠航の危機も重なるというお腹一杯の事態になりました。(詳細は以下)

デメリットとしては、そのままなんですが、シドニーはかなり物価が高いです。コンビニで水とサンドイッチ買うだけで1,000円くらい軽くいきます。
住宅価格も高いと聞きますが、大卒の初任給が日本の倍なんて話も聞きます。キャリアアップのための転職も多くされているようですしね。
そのため、ホテルの宿泊料や外食が高くつきますので、その点はデメリットと言えるでしょう。
また、季節が逆転しているので行く時期によっては服装などの注意が必要です。
シドニーは一日に四季が訪れるというぐらい、日中の寒暖差が激しいです。服装による調整が必要ですね。
ところで、シドニーは晴天率が非常に高く、それは365日中340日が晴天だとか、2/3が晴天だとかで表現されています。
でも見てください、こちらは今回のペキコの修行中のシドニーの天気です。
そりゃ雨女自認してるけどさ・・・。あんまりじゃあないかい?
調べたところによると、1mm以上の降雨があった日を降雨日としているため、パラパラ雨で計測されない日も多いもよう。
そのため、雨水管理用の下水道は整備されていないと聞いたことがあります。実際、日本で見かける側溝のようなものは見かけなかったと思います。
最後にして最大のデメリットですが、それは「食事がおいしくない」ということ。
申し訳ないですけど、オージー料理に関してはこれが正直な気持ちです。
中華やインド、ベトナム料理はどこにもあるので、無難で外さない確率が高いです。
NH-879 羽田-シドニー ビジネスクラス搭乗
往路の沖縄出発がなくなったため、夕方にのんびり羽田へ向かいます。
優雅な旅の始まりよ!と余裕で浜松町に向かったところ(ペキコは東京モノレール派)、夕方のモノレールは激混み(>_<)
朝の通勤より混んでた・・・しかも羽田空港の中で一番最初に着く国際線で降りるのに、車両中ほどに入ってしまうという選択ミス。ガラガラ(スーツケース)と一緒に降りるのに苦労しました。
教訓:17時以降のモノレールは混む。国際線で降りるならば入口近くで待機せよ。
そんな時間の羽田空港国際線ターミナルはガラガラ。でも、ビジネス搭乗時の優越感、そしてSFCになった苦労が報われる瞬間、優先チェックイン。
それほど混んでませんでした。でも嬉しい♪
24時間前に自動チェックインは完了していましたが、スーツケースを預けるし、せっかくなのでと発券してもらったチケット。
「C」の文字が眩しい。
優先保安検査場を使うまでもなく、一般レーンも空いていましたが、そこはお言葉に甘えて( *´艸`)
今まで気づかなかったのですが、優先レーンを使うと金属探知機は通り抜けるゲート式で、一般レーンだと手を万歳で、MRIのようにぐるんと3D検査?されているのですね。
それは一人一人時間もかかりますね。上級会員への信頼度にお世話になる日々です。お仲間に入れていただきありがとうございます。
搭乗時間まではラウンジでまったりし、時間になったらこちらも優先でいざ搭乗。
「運命の分かれ道」と比喩される案内板。
今日は堂々と左へ。
座席は2K。
すぐに降機できる手前のABC側が好きな方もいらっしゃると思いますが、ペキコは奥側が好み。
乗務員さんのご挨拶に続き、ウェルカムしていただきました。(ウェルカムドリンク)
ちょっと飲んでしまってる。。
アメニティはニールズヤードでした。
ハンドクリームやリップクリームなど乾燥する機内では嬉しい。
ちなみに、帰りの便も同じアメニティでした。
さて、お待ちかねの機内食でございます。
洋食は牛フィレ肉のステーキですわよっ奥様!
肉食のペキコは洋食一択。
テーブルクロスを敷いていただき・・・
じゃーーーーーーん
じゃじゃーーーーーーーん
空の上の至上の贅沢。
・・・かと思いきや、申し訳ないのですが、お肉がおいしくございませんでした。
ソースや付け合わせはとってもおいしかったのですが、お肉が硬くて硬くて、半分近く残してしまいました。
これ、ペキコにとっては天変地異。
後からわかることですが、復路のシドニーからの機内食も同じくフィレ肉のステーキで、比べようもないほど圧勝。
有償で乗っただけに余計残念でした(´・ω・`)
夕食後、機内は消灯となり、ペキコも就寝。
イイ感じにベッドメイクして、おやすみなさい。
フルフラットとはいえ、熟睡はできないものですね。おそらく2~3時間程度しか眠れていないかと思います。(贅沢)
朝ごはん。
これはおいしく、ペロッといただきました。
シドニーに近づいてきたようで、高度が下がってきました。
この地球感!!!オーストラリアの圧倒的スケールに言葉を失いました。
さらに降下。
あれ?意外と家が密集している。
それでも日本の家よりは広いんだろうなぁ。
シドニー国際空港に到着前には、入国審査の優先レーンを利用できるパスがもらえます。
ファースト、ビジネスクラス利用客及びスターアライアンスゴールド会員が対象のようです。
今回はビジネスクラス利用なので、全員に配布されていましたが、エコノミー利用の場合は対象者のみに配られるのでしょうね。
CAさんも業務が多くて大変だなぁ。
シドニー空港手前で、空港混雑のため上空旋回が15分程度ありました。
特に急ぐ旅でもないので、そんなこともあるんだなぁぐらいにしか思いませんでしたが、無事に着陸した後には、なんと!
「駐機予定のスポットにまだ前の飛行機がいるため、こちらで少々待機します」
とのことで、まさかの路駐!!
いやーこんなこともあるんですね。(↑路駐中の機内より)
オーストラリア入国
オーストラリアでは、eパスポート(IC旅券)を持っている人については、自動入国審査端末「SmartGate」の利用が可能です。
入国審査場に向かうまでに設置されている端末(SmartGate kiosk)にパスポートを読み込ませ、違法持ち込み品等がないか、3問程度の質問に答えると小さいチケットが出てきます。
これを忘れずに持って次の行程に進みましょう。
上記はANAよりお借りした画像ですが、Kioskは何ヵ所も設置されています。
ペキコの記憶が確かならば、まず降機後のゲート近く、免税店を抜けた後、そして入国審査場の直前にKioskがあります。
ペキコは入国審査場直前のKiosk(上図赤い星印)を利用しました。
というのも、Kioskを見つけるとすぐに手続きしたがるのが人のサガというものですが(?)、他国からの到着便も重なり、途中途中のKioskはそれなりに混んでいました。
並びたい欲求をグッとこらえて審査場前まで行くと、空いてるKiosk(しかもここが一番端末の数が多かったように思う)があったので、勝負に勝ったと思った瞬間でした。
べ、別に手続き方法がわかんなくて、マゴマゴしているうちに入国審査場まで着いちゃったわけじゃないんだからねっ。
Kioskで小さいチケットを受け取ったら入国審査場へ。優先レーンは中央あたりにあるので、そこに向かいましょう。
先ほどのチケットを脇の端末に入れ、正面のカメラを見つめるとゲートが開きます。
この時、チケットは返されますのでお忘れなく。最後に提出が必要になります。
その後、荷物をピックアップし、恐怖の検疫へ。
別にやましいものを持っているわけではないのですが、ペキコは今回持病の薬を持参しているため、ここは正直に「申告あり」へ。
「申告なし」の人は入国カードとSmartGateのチケットを回収されるだけなのでスイスイ通過してる。。
「申告あり」はなかなかの列で、10分程度は並んだでしょうか。
審査台の手前にプレ審査官?がいて、入国カードをチェックして「何を持ってるの?薬?」と聞かれたので元気よく「Yes!」。
入国カードに何やらメモをして、「こっちの列ね」と促されるまま進み、自分の番がついに来ました。
説明するべく、薬を取り出して向かったところ「Have a good day!」と言われ、スマートに出口を指されました。
チェックしないんかい!
「Really?」と確かめましたが、同じように返されたので「Thank you」と言い、出口に向かいました。
なんだか拍子抜け。
だって、シドニー空港の検疫ってよくテレビでやってるじゃない。
持ち込み品がバレてすったもんだする客と検査官。実際、この時も荷物を広げされられている人が何人もいました。
これこれ、ちょうどこの日の夜、ホテルで番組をやってました(笑)。舞台もまさにシドニー空港。
ちなみにこの彼はインドネシアから許可量の10倍以上のタバコを持ち込もうとして見つかり、没収になってしょぼくれてました。
ただ、以前もオーストラリアに来たことがあるのですが、その時も日本人についてはチェックはスルーでした。
なのでそこまで恐れる必要はなさそうですが、チェックが甘いからといって、持ち込み禁止品を持っているのに申告しないというリスクを冒すことはやめましょう。
まとめ
今回、シドニーへはペキコ史上最長のフライトでした。(約9時間30分)
しかし、ビジネスクラスという富裕層のみに許された極楽座席のおかげで、何の苦も無く到着することができました。
次は、空港からシドニーの街に繰り出します。
しかし一度ビジネスクラスを味わうと、「舌が肥える」ならぬ「足腰が甘える」状態になってしまい、今後の旅が大変だ。。
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