【宿泊記】ルネッサンス香港ハーバービュー・ホテル

土地が狭いことから地価が高いことで知られる香港。
近年では大陸からの労働者の大量流入もあって、不動産の上昇は天井知らずです。
それはホテルにも反映され、高級ホテルでも部屋の狭さは悪い意味で有名です。
このほど、ルネッサンス香港ハーバービューに泊まりましたので、客室に関するレポートをお届けします。

アクセス

ルネッサンス香港ハーバービューは、香港島側に位置します。
旅行者で賑わう尖沙咀(チムサーチョイ)がある九龍半島側ではないのでご注意を。

ホテルのすぐ近くには香港コンベンション&エキシビションセンター(HKCEC)があることから、イベント参加者には非常に利便性の高いホテルではないでしょうか。

香港エアポートエクスプレス

空港から直接訪れる場合は、香港エアポートエクスプレスの利用が便利です。

空港に着いたら、以下のような看板がありますので「To city」を目指しましょう。

すると、エアポートエクスプレスの乗り場に到着します。

市内へ最速!と言っていますね。

ちなみに、今回我々はkkdayという旅行サイトから往復のチケットを購入しました。
購入(決済)後、すぐにQRコード付きのバウチャーが送られ、現地でのチケットへの引き換えもないので、時間を有効活用できますよ。

空港では改札がないため、来た電車にそのまま乗り込みましょう。
停車駅は空港を出ると、青衣、九龍、香港の3駅だけです。

車内は清潔で広々としています。

フリーWi-Fiや充電設備もあります。

ドア付近にはスーツケースを置けるラゲッジスペースがあるため、大きな荷物があっても安心です。(ただし、管理には十分注意しましょう)

エアポートエクスプレス無料シャトルバス

ルネッサンス香港ハーバービューへは、香港駅から乗り換えが必要です。
しかし、エアポートエクスプレス利用者は、香港駅から無料のシャトルバスがあり、ホテルまで送ってくれるので使わない手はないですね。

香港駅に着いたら「Free shuttle bus」を目指して進みましょう。
乗り場はすぐです。電車のホームと同レベルのため、スーツケースでも安心です。

カウンターにいるスタッフにバウチャーを見せるのですが、たいして確認もないままスルっと入れました。

ルネッサンス香港ハーバービューへは、H1のバスに乗ります。20分間隔で運行しているそうです。
停留所やルートの変更があるかもしれませんので、ご乗車の際は最新情報をご確認ください。
公式サイトへのリンクも貼っておきますね。

ルートごとに待合所があるので、そこでおとなしく待ちます。

この表示を見ると、あと6分で出発ということなのかな?と思い、座って待とうとしていたところ、ドライバーらしき方が来て「H1か?」と聞かれ、そうだと答えるとバスに案内され、すぐに出発。
あ、あれ?

早朝だったこともあり、バスは貸し切りでした。

きちんとラゲッジスペースもあります。

H1ルートのバスは、まず香港コンベンション&エキシビションセンターに停まり、その次にルネッサンス香港ハーバービューに停まるのであっという間に到着します。

ルネッサンス香港ハーバービュー

このとき、ペキオとペキコは香港に早朝に到着するANA便でやってきたわけで、チェックインの時間までスーツケースを預けてもらおうとホテルまで来ました。
フロントで予約している旨伝えて、パスポートを渡したらなんと鍵がもらえました。
「長旅でお疲れでしょうからどうぞゆっくり休んでください」とスタッフの女性。

オレは今、モーレツに感動しているー!!!

だってこのときの時間、7:30ですよ?
ホテルのチェックイン時間は14:00
そう、なんと6時間30分前。
本来のアーリーチェックインよりはるかに早い時間です。
それなのにこちらを気遣っていただき、本当にありがたかったです。

加えてSPGアメックスを保有していることから、予約時のガーデンビュールーム(一番下位ランク)からハーバービュールームへと2ランクアップグレードしていただきました!
どんだけぇ~

また、アサインされたお部屋は2129。そうです21階ですよ。
日本ではこれだけの高層階になるとお値段もハイになるため、なかなか泊まることができません。
21階から見える景色はどんな感じなのでしょうか。

間取り

実際のお部屋を見る前に、まずはこちらのお部屋のレイアウトをば。
四苦八苦しながら作ったレイアウトを刮目せよ!

実写

では実際の写真をどうぞ

そしてこのお部屋から見える景色は・・・
どーーーん!!

すごいですよね。HKCECの真上です。

夜は九龍側の夜景も綺麗でしたよ。

お部屋は確かにコンパクト。
でも必要最低限のものが揃っていて、不便を感じることはありませんでした。
また、バスタブがない部屋タイプのため、お風呂に浸かって疲れを取りたい方には不向きかもしれませんが、香港はバスタブなしのホテルが多いようです。

テーブルにソファ。

無料のお水やティーバック類もありますが、その他のスナックやドリンクは有料です。

クローゼットにはセキュリティボックスも。

水回りも非常にコンパクトです。

ちなみにベッドからバスルームが丸見えなので、2人で泊まる場合はブラインドをしめましょうね。

アメニティは「TOKYOMILK」
初めて聞くブランドでした。

マルチプラグ対応コンセントもあり、細かい気遣いがされているなと思いました。

ウェルカム

さて、部屋に通され写真も撮り終わり、ほっとしていたらペキオが寝てしまったため、ペキコは見守ることしかできませんでした。
1時間ほど昼寝(朝寝)したあと、むっくり起きてきたペキオを連れて外に出ました。
改めて言っておきますが、まだ9時過ぎです。
このときのアーリーすぎるチェックインには本当に助かりました。

香港の街を楽しんで夕方に部屋に戻ってきたところ、朝には置いていなかったウェルカムフルーツがウェルカムカードとともにありました。

また、翌日の天気予報カードも。

施設

プールや子ども用のプレイグラウンドもありました。
近くには行きませんでしたが。

宿泊費

素泊まりで1泊2名1,881香港ドル(≒27,000円)でした。
やはりそれなりにしますね。。。

評価

アクセス:★★★☆☆(エアポートエクスプレスのシャトルバスが便利)
清潔さ:★★★★☆(問題なし)
スタッフ:★★★★★(アーリーすぎるチェックインに大感謝!)
施設の充実度:★★★☆☆(1泊ではわからない)
景色:★★★★☆(HKCEC側なら◎)
宿泊費:★★★☆☆(すまんが高い・・・)
総合評価:★★★★☆(機会があればまた泊まりたい)

ショッピングを楽しむには九龍側が適しているため、香港島にあるこのホテルは不便なように思います。
ただ、本ホテルの近くにも湾仔(ワンチャイ)や中環(セントラル)といった観光地もあり、HKCECへのアクセスも抜群です。
個人的にはまた泊まりたいホテルとなりました。

コメント