ダイヤ修行に励むペキコですが、シンガポール、シドニーと海外修行もこなしてきて、ついにその場はマレーシア・クアラルンプールへ。王道ですね。
19レグ目 HND-KUL
↑改めて数えるとスゴイレグ数
SFC修行におけるKULタッチの素晴らしさはすでにこちらの記事でお伝えしているとおりですので、こちらではクアラルンプール国際空港のレポートをメインに。
ペキコは基本的には週末修行者なので、この時は毎週末修行に出かけていました。
確かこの時は飲み会後に羽田に向かった記憶があります。
KUL往復は海外発券も駆使して合計2往復行います。
その一発目(日本発券往路)ということで気合いも十分。
だがしかし、もはや使い慣れたANAラウンジの写真は撮っておらず、往路のプレミアムエコノミーの写真も全然ありゃしない。(この気の抜けっぷり)
羽田-クアラルンプールのNH885便は、深夜発であるため、離陸後は軽食とボトル水が配布されて、すぐに就寝できます。

カントリーマアム。うーん。。。
そして機内は消灯され、みなさんおやすみなさい。
贅沢ですが、プレミアムエコノミーといえど、腰痛やら体勢不良やらであまり眠れないのが現実です。
エコノミーよりは寛げるとは思うんですけどね。
ほんでもって着きました。クアラルンプール!

クアラルンプールへは早朝に到着し、入国しないため、帰りの便の午後2時頃まで暇です。
ANA指定のマレーシア航空Golden Loungeは混雑緩和のためか、搭乗便の3時間前からしか使えないと受付で断られてしまったため、空港探検の開始です。

クアラルンプール国際空港
KLIAという愛称の新しくてきれいな空港です。
巨大なシンガポール・チャンギ空港と比べるとエンターテインメントの充実さや何気なく休める椅子の少なさは否めませんが、とても快適に過ごせます。

空港の中のジャングル
この空港、実はジャングルの中にあります。
着陸する時にジャングルに向かっていく謎の恐怖を感じるのは私だけでしょうか。
そういうわけで、「トランジット客のために少しでもジャングルを感じられるスポットを作ろうぜ」と設計段階で相談したかどうかは定かではありませんが、空港内でもジャングルにアクセスできるのです。

それがこちら「KLIA JUNGLE BOARDWALK」。
こちら、周りを建物にぐるりと囲まれているため、空は見えるものの飛行機も見えず、あまり解放感のある造りとは言えません。
あと、想像以上に小さいです(笑)
3分しか時間を潰せませんでした…



ガーデンではシンガポール・チャンギ空港に軍配です。
エアロトレイン
ANA便が到着するのはKLIAのサテライトです。
イミグレ等があるのはメインビルディングとなり、サテライトとは自動運転の「エアロトレイン」で結ばれています。
入国したい方は、人の流れができているので付いていけば間違えることはないでしょう。

レールは2本あり、真ん中がホームです。
ホームは真ん中で仕切られており、入口の係員が、ホームがパンパンにならないように振り分けています。
どちらも行先は同じですし、次の列車はすぐに来るので慌てずに乗り込みましょう。


各社ラウンジ
KLIAには航空会社ラウンジがたくさんあります。

サテライトは十字形で、1階と2階に分かれており(といっても中央部分は吹き抜け)、ラウンジ横丁は2階にあります。
早朝でほとんどのラウンジがやっていなかったので入口だけ写真に収める修行あるあるを。




あとエミレーツ航空の入口も撮ったのですが、ピカピカの壁に自分の間抜けな姿が映りこんでいたため掲載断念!
航空会社のラウンジ以外にもカードラウンジもあります。



おっと、こちらはラウンジではありませんでした。
ムスリム用のお祈り部屋です。
タイ国際航空 ロイヤルシルクラウンジ
SFC=スターアライアンスゴールドメンバーであれば、こちらにあるシンガポール航空及びタイ国際航空のラウンジが利用できます。
ただし、この早朝の時間、シンガポールのシルバークリスラウンジはやっていませんでした。
Golden Loungeが使える時間になるまで、言葉は悪いですがつなぎでこちらにお世話になりました。
Royal Silk Lounge(KLIA)
営業時間: 06:00 – 21:30
座席数: 84席
施設: 食事、スナック、飲み物
テレビ、雑誌、新聞
インターネット、パソコン、FAX
長距離電話
お手洗い
https://www.thaiairways.com/ja_JP/exp-my-thai/on_ground/lounge_worldwide.page?
朝6時から開いているのが本当にありがたい!
ただ、受付に誰もいない。
入口からラウンジ内の状況がわからないため、勝手に入るのもはばかられる。
何度か別の場所で時間を潰して再アタックするも、いつまで経っても無人。
こうなったらと、ラウンジ奥にずんずん進んで行き、ようやく受付の人を捕まえられた。
その時彼女はマイボトルに水を汲んでいる最中。
Please wait・・・じゃねーよ!
ステータスカードの提示は不要で、2次元バーコード搭乗券のみで入室できました。
また、搭乗3時間前うんぬんとか無粋なことは言われなかったので安心です。
ラウンジ雰囲気



全景写真がないのが申し訳ないのですが、応接セットのような重厚なソファがたくさんあります。
注意としては、全席にコンセントが付いているわけではないので、充電には壁側の席で電源を取ることをおススメします。(変換プラグも必要です)

食事とドリンク
この時、あまりお腹が空いていなかったこともあり、ここではほとんど食べていません。
また、品数もはっきり言って多くありません。
小腹を満たすにはいいかなぁという感じで、ここでは満腹になれることを期待しない方がいいかな、と個人的には思いました。
まぁ、この後行くGolden Loungeとの比較の結果論なのですが・・・。









眺め
ラウンジには窓があるため、駐機している飛行機が見えます。

遠いけど。
評価
快適さ:★★☆☆☆(行った時間は他に1名しかいなかった)
食事・ドリンクの充実度:★☆☆☆☆(食べたいと思えるものがなかった)
清潔さ:★☆☆☆☆(お手洗いはきれい。でも天井から埃みたいなものが降ってきた)
空調:☆☆☆☆☆(冷房かけすぎで死ぬほど寒かった)
便利さ:★★★☆☆(朝早くからやっているのがいい)
総合評価:★★☆☆☆(つなぎ利用には十分)
マレーシア航空 Golden Lounge
復路出発は14時のため、11時頃からGolden Loungeが使えるようになります。
念願の入室です。

ラウンジ雰囲気






100点!!
まず広い!
そして席数も多く、色んな客層や用途に合わせた家具が余裕のある配置でセンスよくまとめられています。
もちろんほとんどの席に電源ポートがあり、充電も可能です。
写真にはありませんが、食事やビジネス用途のためのハイカウンター、家族で寛げる半個室になったファミリールームもあります。(テレビもあってアニメが流れていました)
食事とドリンク
フードカウンターには常にスタッフの方がいたので、写真をあまり撮ることができず・・・(´・ω・`)


でもどれもレベルが高く、とてもおいしかったです。
基本的にマレーシアの料理はクオリティが高いなぁというのがペキコの感想です。




特に、スイーツ関係はめちゃくちゃおいしかったです!
想像するに、国教がイスラム教のマレーシア、お酒以外の楽しみとしてスイーツのレベルが高くなったのでは?!←バカ発想
ところで、こちらのラウンジの売りはヌードルバーでしょうね。
日替わりか週替わりかで色々な種類のラクサを提供しているようです。




1回目でラクサを注文したところ、ラクサは今はできない的なことを言われ(理由不明)、なんとかでもいいか?と聞かれ、OK、OKとか適当に言って出てきたのがこちら。

間違いなく写真にあるペナンのラクサではない。
でもパイナップルが絶妙にマッチして大変美味でした。
なお、ヌードルバーの隣は食事がしやすいダイニングエリアとなっています。
いちいちかわいいな!

お酒問題
イスラム国家のマレーシアでは、お酒を飲む人は多くありません。
今は華僑やインド・アラブ系が増えてきたのでそういう人たちは飲みますが。
そういう文化ということもあってか、このGolden Loungeではお酒はバーカウンターで発注することとなります。(誰でも取れる冷蔵庫には入っていない)
バーカウンターは入口を入ってすぐ左側にあります。

ここで飲むことももちろんできますが、メインエリアに持って行くこともできます。
ただ、マレーシア航空のラウンジであることから、周りはマレーシアの方が多いと考えて、メインエリアに持ち込まないような配慮が必要かな、とも思いました。(考えすぎでしょうか)
飲んで酔って騒ぐなんてもってのほかです。
結局このラウンジではペキコはお酒は飲まなかったと思います。
お手洗いとシャワー
とても清潔でケッペキペキコも安心して使えました。
個室内に手洗い水栓もあり、感心しました。

家を出てから数十時間。
さすがにシャワーを浴びたいと。
このラウンジ、もちろんシャワーがあるのでぜひ使わせてもらいましょ♪
シャワーは男女別のお手洗いの中にあります。
お手洗いの入口前でスタッフが駄弁って?いたので、シャワーを使いたい旨伝える(タオルを借りよう)と、「13時からしか使えないよ。めんごね」と。
「え?」ですよ、「え?」
13時は搭乗時間の直前です。つまり、シャワーは諦めなければなりません。
なぜ13時なのか理由を聞こうにも、「そういうルールだから」と言われてしまいそうな雰囲気があったので簡単に引き下がります。
まぁあとは日本に帰るだけだし。
残念ながらシャワーは使えなかったので、記念に写真だけ撮りました。

なかなかの清潔さです!これならペキコも大丈夫かも。
評価
快適さ:★★★★★(混雑もなく席数も多い!)
食事・ドリンクの充実度:★★★★☆(アルコールを飲む人は少し手間かも)
清潔さ:★★★★★(全く問題なし)
空調:★★★☆☆(長くいるとやはり冷房で寒くなった)
便利さ:★★☆☆☆(搭乗3時間前というのが低評価)
総合評価:★★★★☆(つなぎ利用には十分)
ラウンジ利用経験はまだ浅いペキコですが、これまでで一番のラウンジです!
マレーシア料理の癖はあるものの、ミニハンバーガーやスイーツもあるので、老若男女みんなにオススメできます。
ぜひマレーシアに行かれる際には利用してみてはいかがでしょうか。
20レグ目 KUL-HND
長いラウンジ滞在を終え、ようやく日本に戻ります。
前日の羽田からの復路ではありますが、マレーシア発券の日本往復の往路でもあります。
クアラルンプール国際空港では、搭乗ゲートにもう一度セキュリティがあります。
ここで手荷物検査を受けて、待合ロビーにて搭乗を待つスタイルです。
そのため、ここでペットボトルなどを持っていると没収されるのでご注意を。
待合ロビーで「没収するなら売んなや」と文句を言っているのをしょっちゅう聞きますが、仕方ありませんね。(自分も最初はそうでした)
マレーシアからの帰りというか日本への出発というか、こちらのNH886便もプレミアムエコノミーです。

窓側席です。
じゃあね、クアラルンプール。また来週来るよ。
機内では早速ワインをいただきます。

ラウンジでかなり食べたので、機内食はそこそこに。


でもデザートのハーゲンダッツは別腹じゃい!

途中で夕焼けを見ることができました。
着陸前には軽食が配られます。

可もなく不可もなく。
で、無事到着。
羽田には22時過ぎに着くので、到着後はダッシュでモノレールに向かいます。
そうは言っても翌日は日曜日なのでゆっくり休めるんですけどね。
これがKUL週末タッチのいいところです。
ではまた来週~
【獲得プレミアムポイント(PP)】
往路:5407PP
復路:5407PP
累計:86814PP

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