【SFCからのダイヤ修行】ANAは「あ(A)なたを泣(N)かせます。愛(A)で」の略ということが判明

前回のKULタッチはその名のとおり、クアラルンプールの滞在時間8時間(しかも空港内のみ)でしたが、今回は1泊しちゃいました。

本記事は、クアラルンプール往復のフライトについて、特にANAの温かさやおもてなしといった部分に焦点を当ててお送りしたいと思います。

21レグ目 HND-KUL

この前の週(2018年10月)にも同じNH885便・プレミアムエコノミーに搭乗していますが、この便は海外発券の復路便です。
そのため、帰国するインバウンド客のように「あぁ・・・さよならニッポン」感を出す努力をしてみました(意味不明)。

ANAラウンジ内シャワー

もはやルーティーンかのようにANAラウンジで搭乗を待ちます。
今回は初めてシャワーを利用することもできましたよ!

ANAラウンジにはシャワーがありますが、ペキコが修行中は深夜便搭乗客で恒常的に混雑しており、数回目のアタックでようやく念願が叶いました。

シャワーを利用するためには、受付で申し込む必要があります。
搭乗券と引き換えにシャワールームの鍵を受け取れます。
混んでいなければそのまま鍵を渡されますが、満室の場合は順番待ちとなり、このような呼び出しベルが渡されます。

前回のKULタッチでは9番目の順番待ちをしていましたが、50分待っても順番は回って来ず、諦めてクサクサのまま搭乗しました。

今回、金曜日の19時前にラウンジに到着し、シャワー受付をしたところ、なんと待ち人なしということで、すぐに浴びることができました。

2番にお邪魔しまんにゃわ~

先輩方のブログを拝見し、その清潔さには信頼があったのですが、想像以上でした。
もうケッペキペキコ脱帽。

利用が終わる度に係員が入り、水滴一滴残さない清掃はもちろんのこと、備品の補充や整理が行われます。
実際どれくらいの時間をかけて清掃をされているかわかりませんが、回転率を上げるためにかなり手際よくされているのではないでしょうか。

一言。
きれいなシャワールームを気持ちよく使わせていただきありがとうございます。

アメニティも必要十分なものが揃っています。

評判のよいダイソンのドライヤーを初めて使いましたが、正直、髪の長いペキコとしてはいつも使っているドライヤーより時間がかかり、少し不満でした。

なぜなら、シャワールーム利用にはこのような注意があるからです。

に、20分だと・・・?
普段、髪の毛乾かすだけで10分はドライヤーかけてるこの私に、20分だと?

がんばりましたよ。
次を待つ修行仲間(かどうかわかりませんが)のために、がんばって25分で切り上げました。(おい)
髪は7割ぐらいしか乾かなかったですね。シカタナイ。

その後は搭乗するまでご飯を食べてまったりして過ごしました。

搭乗後は前回同様、スナックセットをもらい、就寝。

朝ご飯はこちら。

この時日本時間で4:30です。
結構ガッツリですね。全部食べましたけど。

無事にクアラルンプールに到着し、今回はマレーシアに入国しました。

一泊でしたが、クアラルンプールを超絶満喫します。
それはまた別記事で。

22レグ目 KUL-HND

色々すっ飛ばして復路便のレポートです。
今回一番力を入れたかったのがこの復路です。
刮目せよ!

こちらのNH886便は日本発券の復路ということで、ようやく長い旅行を終えることができます。

今回の日本への帰路は、ダイヤ到達前祝いということで、マイルでビジネスクラスにアップグレードをしました。
これが後々、超絶幸福へのフラグとなることは誰が予測できたしょうか・・・

クアラルンプール国際空港チェックイン&イミグレ

大丈夫です。
クアラルンプールにも優先レーンがあります。

荷物を預けたところ、イミグレの優先レーンの案内もいただきました。

ブレが

なぜなら、クアラルンプール国際空港も海外の空港のご多聞に漏れず、イミグレ通過に時間がかかるからです。
こういう措置は本当にありがたいですね。

イミグレに降りるための入口がこんなに混んでいますしね。

イミグレのフロアに降りますと、このような案内があります。

先ほどのプレミア・アクセスのチケットをもらっているので、First / Business Classの29-30レーンに向かいます。

かなり混雑している通常レーンを横目に、スルッと通過させてもらいました。

ところで、ペキコは海外に行ったら、イミグレでもその国の言葉で挨拶をするようにしています。
大体無視されますが(涙)

でも逆に考えてみてください。
自分が審査官だとして、海外から来た人に「こんにちは」や「ありがとう」と言われたら嬉しくないですか?
まぁそんなん考えているのは自分のエゴなのでどうでもいいのですが。

ここでも心折れずに審査官に「Terima kasih(ありがとう)」を言ったところマレー語の“どういたしまして”にあたる「Sama sama」が返ってきました!(without 笑顔)

いやぁ言ってみるもんですね。
とても嬉しい体験でした。

サテライトまではバス移動がオススメ!

クアラルンプール国際空港では、航空会社カウンターやイミグレがあるのはメインビルディングですが、ANAはサテライトから出発します。
そのため、サテライトまでの移動が必要となります。
エアロトレインに乗って向かうのが通常の手段だと思いますが、今回バスでの移動もできることを発見しました。

サテライトはゲートCなので、Cを目指して進みます。
すぐにエアロトレイン乗り場に着きます。

この時ペキコはまだシャトルバスの存在を知りません。
エアロトレイン乗り場で電車待ちしていたところ、先頭の方にこのような案内があることに気づきました。

Bus to Gates
ゲートCということはサテライト行きです。

エアロトレイン待ちのホームがすごく混雑してきたことと、抑えきれない好奇心からバスを選択。

エアロトレインホームからエスカレーターを降りたところです。

この案内どおりに行けば間違いありません。

しつこいぐらいにあります。

景色を楽しめる移動手段という案内もありますね。

バス乗り場の手前に係員がいて、「サテライト行くの?」と聞かれ、「Yes」で乗車。

きれいな車内です。

ほどなくして出発。
おいしいネタを見つけたわいとホクホクのペキコの他には職員が2名のみ。

このグレーの高架はエアロトレインの線路です。

当たり前ですが、飛行機が近くに見られるので、その道の人にはたまらないと思います。

ANAちゃん

ものの数分でサテライトに到着です。
注意としては、海外あるあるで運転が荒いのでそれだけ気をつけてください。

ここでもしつこいぐらいに案内があります。

秘密通路を出ると、サテライトのPANDORAの前に出てきます。

この移動方法、本当にオススメです。
エアロトレインは便利ですが、車体にラッピングが施されており、外がよく見えません。
なので、このシャトルバスは飛行機も楽しめますし、座席が少ないエアロトレインよりは子連れにも優しいですよ。

搭乗ゲート

搭乗時刻までは、例のマレーシア航空Golden Loungeで優雅な時間を過ごさせてもらいました。

時間となり、搭乗ゲートに向かいます。

待合所に入る前に再度セキュリティチェックがあります。

待合所はこんな感じです。
トイレも自販機もないはずです。

搭乗

角度が・・・

今回の座席は13Cです。
13Cを様々な角度からお楽しみください。

離陸前にCAさんからご挨拶いただき(こんな下賤の者に恐縮です)、ウェルカムドリンクをいただきました。
何のフルーツか忘れましたが、南国系のフルーツのジュースでした。

CAさんのオススメということでそちらに決めまして、カップ回収の時においしかったとお伝えしたら「私も好きなんです」と喜んでくださいました。

今や懐かしいとすら思えるセキュリティビデオ。
現在の歌舞伎verも楽しくていつも見入ってしまいます。

窓の景色はこんな感じ。
ちょっと翼が。。。

離陸!

ここですごいものを目撃します。

わかりますか?
飛行機雲です。
飛行機の中から飛行機雲を撮っています。

すごいだろー

みんな楽しみ機内食

NH886便は現地を14時過ぎに出発するので、機内食は遅い昼食という感じでしょうか。

さすがマレーシア便。ハラール対応です。
ペキコは洋食を選択。

飲むよねー

メインが来る前におかわり。
量多いな!
ボトルに残っていた全部を「入れちゃいますね!」と注いでくれました(笑)

メインはチキン。

パン用にオリーブの小瓶ってすごくないですか?

食後にはコーヒーを。
一緒にチョコレートもいただきました。

この時のCAさんがとても気さくな方で、チョコを大盛りにしてくれました。

あ、あれ?ケーキもいただけるんでゲスか?
この時点でお腹ははち切れんばかり。

人を喜ばせる天才かよ!

きっかけは多分、「クアラルンプールは何泊されたんですか?」と担当CAさんに聞かれたことから。
その時は素直に「1泊です」と。
え、1泊ですか?!お仕事ですか?のように聞かれたので、こうなったらままよと「ダイヤモンドを目指してるんです」とカミングアウト。
すると衝撃の一言。

「修行なんですね(ニッコリ」

全世界のANA修行僧のみなさん。
あなたが思っている以上に中の人(ANA)の修行に対する認知度は上がっています。
これが良いのか悪いのかはペキコには判断はつきませんが。

ものすごいカウンターを食らったペキコは、フラフラになりながらも張り付いたような笑顔で「そうなんですよ」と答えます。
ダイヤモンドってすごいですよね。あとどれくらいでダイヤモンドなんですか?と畳みかけるような追い打ち。
正直に、二週間後の沖縄往復で到達することを恐縮しながらお伝えしました。

日本に到着する1時間程前。
担当のCAさんとビジネスクラスの責任者というCAさんがお二人で挨拶に来られました。

まだあと沖縄往復が残っていますが、ダイヤモンド到達をお祝いさせてください、と。

はっ?

お祝いにご用意させていただきました、と。

デザートプレートにフルーツの盛り合わせ、そして心のこもったお手紙をいただきました。
プレートにはチョコレートでペキコの名前や飛行機の絵などがかわいくデコられてました。

惚れてまうやろー!!!!

えっと、本当にもうこれは・・・
言葉になりませんでしたね(´;ω;`)ブワッ
ANAはこんなに温かいのかと。客を喜ばす才能の塊かと。

ご挨拶に来られたお二人のCAには心からのお礼をお伝えし、ありがたくデザート達をいただきました。

しかし機内食で調子乗って爆食いしたペキコの胃袋は限界寸前。
嬉しい悲鳴でした。
あの・・・チョコレートのメッセージ、お皿ごと持って帰れませんかねぇ(苦笑)

全世界の修行僧のみなさん。
あなたの修行の暁にはこんなサプライズが待ち受けているかもしれません。
画像をモザイク処理したのは、みなさんのモチベを上げる一助になることを願っての愛のムチです。
ただし、これはペキコの場合です。CAさんの数だけある数多のおもてなしの一例と心に留めておいてください。
また、お祝いをしてもらうことは強要するものではない、ということははっきりと言っておきます。
誕生日にファーストクラスに乗って祝われなかったとクレームするとんでもない客(もはや客でもない)にはなりたくないものですね。

ペキコはこれまで、CAさんにフライトログもお願いしたことのない、いわば「サイレント修行僧」でした。
それが業務の一環であったとしても、CAさんの業務は本当に多岐にわたっていて、常にお忙しいからです。
(ペキコの私的な見解です。フライトログを書いてもらうことが悪いというわけではありません)

こうした細やかな気遣いがファンを魅了する要因なんでしょうね。
ますますANAが好きになりました。

またこの時、機内販売を事前に予約していたので、それを持って来てくださったCAさんにも「もうすぐダイヤモンドなんですってね」と声を掛けていただき、ペキコはもう、ただただ気持ちよくなるだけでした。

そのCAさんとはクアラルンプールのお話を少しさせてもらい、とても楽しい時間を過ごさせてもらったのはこちらなのに「色々お話していただいてありがとうございました!」と。

惚れてまうやろー!!!!(本日2回目)

もうね、メロメロです。
こんなに好きにさせといて、勝手に好きになったはないでしょ(巡恋歌)

まとめ

改めてANAで修行をしてよかったと思えるとってもステキな時間でした。
接客をするのも受けるのも結局は人なんですね。
これからもこうした素晴らしい出来事に出会ったら、こちらのサイトでご紹介させていただき、微力ながらANAを応援し続けていきたいと思います。

【獲得プレミアムポイント(PP)】
往路:5407PP
復路:5407PP
累計:97628PP

コメント