ダイヤモンドメンバーになったはいいけど・・・
2018年の怒濤の修行によって、晴れてダイヤモンドメンバー(正式には「ダイヤモンドサービス」メンバーだそうで)になったペキコですが、近々、出張で海外に行く機会ができました。
そもそも海外出張なんて超が付くほどレアケースなうえに、搭乗便はスターアライアンスメンバー!
なんてラッキー!!
ここぞとばかりにダイヤモンドメンバー(=スターアライアンスゴールドメンバー)の本領を発揮したいところ。
しかし、いざとなると、何がOKで何がNGなのか曖昧であったため、自分の中の整理のために記録しておきます。
出国空港での専用チェックインカウンター
【対象】ダイヤモンドメンバー(スターアライアンスゴールドメンバー)本人のみ
ANA便利用時は、ステータス(ダイヤ・プラチナ・SFC等)や搭乗クラス(ビジネス・プレミアムエコノミー)に応じて、チェックインカウンター(及び手荷物カウンター)が分かれています。
混雑していない時は、どのカウンターでも変わらないなぁという印象ですが、混雑時にはきっとその威力を発揮してくれるはずです。あいにく、まだその機会に恵まれていませんが。
また、ANAダイヤの特権であるSUITEチェックインは残念ながら利用できません。そりゃそうですよね、他社便ですもの。
では、ANAダイヤメンバーはスターアライアンス便搭乗時はどこを利用できるのでしょうか。
正解は、「スターアライアンスゴールドメンバーカウンター」ですね。
ANAでは最上級会員のダイヤモンドであっても、ことスターアライアンスの中ではゴールドメンバーとなります。
そのため、スターアライアンスゴールドメンバーカウンターのみの利用となり、自社の上級会員用のカウンターは使えないので注意が必要ですね。
また、カウンターでは各ステータスカードを提示することが必要です。
この提示をせずにチェックインや荷物預けを済ませてしまうと、スタアラゴールドと認識されない可能性があり、搭乗券への記載や荷物の優先受け取りタグ(いわゆるPriorityってやつ)を付けてもらえない事案が発生するかもしれません。
国内の空港であればアプリのデジタルカードでも問題はなさそうですが、海外の空港では浸透していなかったり、拒否されたという話も聞きますから、できることならプラスチックのステータスカードを持参した方がよさそうです。
手荷物
【対象】ダイヤモンドメンバー(スターアライアンスゴールドメンバー)本人のみ
優先カウンター
カウンターで手荷物を預ける場合は、上述のとおりスターアライアンスゴールドメンバーカウンターに行って預けることができます。
また、手荷物受け取りの優先も対象となりますので、「Priority」タグを付けてくれます。
あくまで「Priority」なので、ファーストクラスやビジネスクラス、自社上級会員よりも優先度は低くなりますが、普通に預けるよりは早く受け取れるはずです。
ここは、ANA便に搭乗する時との相違点ですね。
ダイヤでANA便に搭乗すると、搭乗クラスに関わらず「First Class」タグを付けてくれます。
すると、めちゃくちゃ早く荷物が出てきます。早くこの優越感に酔いしれたい(爆)
搭乗後追記
実際搭乗した際には、「Priority」タグを付けてもらえましたが、現地で入国に時間がかかり、バゲージクレーンに着いた時には、ペキコのスーツケースはぐーるぐる回っている最中で、その威力を確認することはできませんでした。
日本到着後は確かに早めに出てきてしまったので、同行上司を置いて先に帰りました。。。(早朝到着でしんどかったんだもん。泣)
無料許容量の増加
預け入れ手荷物の許容量も増加し、搭乗クラスの無料手荷物許容量に以下の容量が追加されます。
個数制の場合:1個追加
重量制の場合:20kg追加
専用保安検査場
【対象者】ダイヤモンドメンバー(スターアライアンスゴールドメンバー)本人のみ
これもあるとありがたい、メンバー専用の保安検査場。
スターアライアンス専用のものは「Gold Track」と呼ばれます。
ただし、このGold Trackが設定されている空港は限られており、東京では成田空港第1ターミナルのみとなります。
成田空港第2ターミナルでは「Priority Lane」、羽田空港国際線では「ANAプレミアムチェックイン」がその役を担います。
搭乗後追記
保安検査前に、出張仲間とばったり出くわしてしまったため、専用保安検査場は今回は使えず・・・(仲間がステータスを持っていないため)
ただ、人体スキャン(言い方!)タイプの検査は初めてだったので、それはそれで楽しみました。
専用イミグレーション
【対象者】ダイヤモンドメンバー(スターアライアンスゴールドメンバー)本人のみ
これは調べるまで知らなかったのですが、スタアラゴールド専用のイミグレがある空港があるそうです。
ゴールドトラック入国審査
入国審査をスピーディーに通過
https://www.staralliance.com/ja/gold-track
ただし、場所は非常に限られており、ヨーロッパやアフリカ、そしてオーストラリアしかありません。
ヨーロッパでもパリとアムステルダムだけですね。
オーストラリアはシドニー、メルボルン、ブリスベンの3ヵ所です。ただし、オーストラリアの出国はスマートゲートの利用で時間はそれほどかからないため、あまり利用する機会はないかもしれません。
ラウンジの利用(国内空港)
【対象者】ダイヤモンドメンバー及び同行者1名(2名以上はマイルやアップグレードポイントにより利用可能。本記事では詳細省略)

このために修行したといっても過言ではないラウンジの利用ですが、もちろんダイヤメンバーはANA SUITEラウンジを利用できます。
ここがスターアライアンスゴールドメンバーとの最大の相違点です!!
スタアラゴールドメンバーは、ANAラウンジしか利用できません。
他社便、しかも出張(自分の懐は痛まない)で、こんなおいしいことがあっていいのでしょうか( *´艸`)ウフフ
これを応用すると、安いスタアラ他社便の海外線でANA SUITEラウンジを使い放題ということですよね。
利用方法
搭乗便のチェックインの後、ANAマイレージクラブ アプリ デジタルカードまたはステイタスカードと搭乗券を提示すると入室できるそうです。
今回ペキコは利用航空会社のモバイル搭乗券(2次元バーコード)を利用する予定なので、こちらでもスムーズに入室できるか確認してきます。
搭乗後追記
荷物を預けた際に紙の搭乗券を発券してもらったため、2次元バーコードの出番はありませんでした。。。
同行者の条件
- メンバー本人と入室することが大前提で、以下のいずれかの条件を満たす人
- メンバー本人と同日中にANAグループ運航便・コードシェア便およびスター アライアンス加盟航空会社運航便、スター アライアンス コネクティングパートナー運航便で出発する人
- メンバー本人と同一便のスター アライアンスに加盟していない提携航空会社運航便で出発する人
ラウンジの利用(海外空港)
【対象者】ダイヤモンドメンバー(スターアライアンスゴールドメンバー)及び同行者1名
例えば、帰りの便の空港や乗り継ぎの空港でラウンジが利用できると、長い待ち時間も苦ではないし、疲労具合も全く異なってくると思うんです。
でもご安心ください、スタアラゴールドで世界中のラウンジへのアクセスが保証されています。
利用方法
- 訪問の同日または翌朝の5時までに出発するスターアライアンス加盟航空会社の運航便の搭乗券を提示すること
- お手持ちの搭乗券にスターアライアンス ゴールドのマークが入っていない場合には、有効なスターアライアンス ゴールドカードも提示する必要がある
- ラウンジの入り口には、スターアライアンス ゴールドのロゴが表示されている
同行者の条件
同日に同じ空港を出発するいずれのスターアライアンス便に搭乗する同行者は1名まで一緒に利用できるとのことです。
それ以上の詳細は記載されていないのですが、 同一便に搭乗する証明として、搭乗券の提示が必要かもしれませんね。
搭乗後追記
ラウンジ入室時には、やはり同行者の搭乗券の確認を求められました。
確認しないと同一便かどうかわからないですもんね。
ここから先の特典については、スターアライアンスゴールドメンバーと同一のものとなりますが、せっかくなのでご紹介します。
優先搭乗
【対象者】ダイヤモンドメンバー(スターアライアンスゴールドメンバー)のみ
航空機への優先搭乗ですが、メリットは自分の座席の上のコンパートメントを使える、混雑する前に座席に座ってくつろげる(?)等でしょうか。
スターアライアンスゴールドメンバーも優先搭乗の恩恵に預かれますので、利用していきましょう。
順番ですが、ANAの場合は事前改札(サポートが必要な方)→ファーストクラス/ダイヤモンドメンバー→ビジネスクラス/プラチナメンバー/SFC会員/スターアライアンスゴールドメンバー→一般客という順番で搭乗します。
他社でも大体同じような順番になるかと思いますが、例えば僧侶の社会的地位が高いタイ国際航空では、一番最初に僧侶が搭乗するそうです。
予約の空席待ちの優先
【対象者】ダイヤモンドメンバー(スターアライアンスゴールド・シルバーメンバー)のみ
希望の便が満席の場合、空席待ちの予約を優先してくれる特典です。
ANAプレミアムメンバーであれば、同一旅程の同行者も一緒に受け付けてもらえますが、スターアライアンスゴールド及びシルバーメンバーの場合は、本人のみ利用可です。
空港での空席待ちの優先
【対象者】ダイヤモンドメンバー(スターアライアンスゴールド・シルバーメンバー)のみ
出発空港で空席待ちもしくはアップグレード待ちを優先してくれるというものです。
こちらはANAプレミアムメンバーであっても利用できるのは本人のみとなっています。
上記2つの空席待ちについては、初めてスターアライアンスシルバーの名も出てきましたね。
ANAで言えばブロンズメンバーですね。
スターアライアンスシルバーは、この2つしか特典がありませんし、空席待ちにシルバーより上のゴールドがいた場合は優先度は下がるでしょうね。
まとめ
以上、つらつらと特典を書き連ねてまいりましたが、結局言いたいことは
ANA SUITEラウンジが使えるのってサイコーじゃ!!!!
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