今年2018年の日本は大型の台風の襲来が相次ぎ、各地に多くの被害がありました。被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。
ペキコもご多聞に漏れることなく、ダイヤ修行に大きな影響を受けました。
天候という、いわば航空会社の不可抗力という事態に、ANAはどのように対応しているのでしょうか。今回はそんなお話。
修行予定便が台風接近により欠航の可能性!
ペキコはANAダイヤ修行をしているわけですが、先日の台風25号が思いっきり進路をふさぎました。
この時の日程は以下のとおり。1泊4日でシドニーを楽しむ異常者の日程を刮目せよ(弾丸の方には負けますが)
<1日目>
1.HND‐OKA
2.OKA‐HND
3.HND‐SYD(夜行便)
<2日目>
シドニー満喫
<3日目>
4.SYD‐HND(夜行便)
<4日目>
5.HND‐OKA
6.OKA‐HND
ペキコが搭乗する日の前日は、那覇を発着する便はなんと全て欠航(ノ∀`)アチャー
ANAのウェブサイトでは、「お客様へのご案内」と題して、沖縄や九州発着便が欠航の可能性があるため、手数料なしで別便への振り替えや払い戻しを行いますとの案内が出ていました。
苦渋の決断でしたが、ペキコは1・2レグをキャンセルすることにしました。
ANAへキャンセルの電話
ペキコは現時点でプラチナメンバーのため、プラチナデスクへTEL。
ANAウェブサイトには、台風に伴う対応のためか「現在お電話が繋がりにくい状況でご迷惑をおかけします」的な案内が。
しかし平日の19時頃に電話したところ、プラチナデスクはすぐに繋がりました。
オペレーター「いつもありがとうございます」
ペキコ「あの~、台風のため那覇‐羽田が欠航になりそうと聞いて相談をしたくてご連絡したのですが・・・」
オ「ご連絡ありがとうございます。確かにご予約の日の那覇空港は欠航の可能性が高くなっております。別の便に振り替えていただくか、難しいとは思いますが陸路で羽田まで来ていただくなどが考えられますね」
ペ「あ、実はその時もう羽田にいるので、那覇‐羽田はキャンセルしたいのですが(もう羽田にいるってなんだよ。汗。OKA-SYDをはさむ形でHND-OKAの予約があることに気づかないで!私の予約一覧を見ないで!)」
オ「?さようでございますか。それではこちらで那覇‐羽田便をキャンセルし、払い戻しさせていただきます。払い戻しの金額ですが、大変お手数ですがご旅行から戻られたあとお時間がある時で結構でございますので、再度お電話いただけますでしょうか。運賃課が払い戻し金額を算定してご案内いたしますので」
ペ「わかりましたー。ではまた電話します」
オ「ありがとうございます」
ペ「すみません、羽田から乗ることになりますが、チェックインも羽田でできるということでいいんですよね」
オ「はい、さようでございます。他に何かお手伝いできることはございますか」
ペ「いえ、もう大丈夫です。ご親切にありがとうございました」
と、まぁこんな感じでキャンセルはちょちょいとできました。
それにしてもオペレーターさんの親切なこと。
普通のデスクでも対応に差はないのでしょうが、やはり繋がりやすさというアドバンテージの大きさを改めて実感。
修行してよかった。
ちなみに1・6レグは那覇往復の国内線をくっつけたもの。
1レグのキャンセルは、ウェブサイトで簡単にできました。
旅行後再度ANAへ電話
無事にOKA-SYDタッチを終えた数日後、払い戻し金額を確認するため、再度プラチナデスクに電話をしました。
かけたのは平日の15時頃で、今回は(も?)スカッと繋がりました。
オペレーター(男性)「いつもありがとうございます」
ペキコ「(はっ!男性オペレーター初めて)あの、先日台風の影響で国際線の国内乗り継ぎの部分をキャンセルしたので、払い戻しについてご連絡したのですが」
オ「ご連絡ありがとうございます。確かに”台風によるキャンセル”との記録が残っております。このお電話をもちまして払い戻しの手続きを進めて参ります。クレジットカードでのご購入ですので、クレジットカードへお戻しする形になります。おそらく明日にはご返金できるかと思います。また、払い戻し金額についてはメールでお知らせいたします」
ペ「(ん?聞いてた話と違うぞ。まいっか)わかりましたー。ではよろしくお願いします」
一体払い戻し金額はいくらになるのか、メールが来るまでやきもきです。
まぁ単純に考えて、国内線乗り継ぎは往復1万円で付けられるということは、片道キャンセルは5千円でしょうね。
わかり次第追記します。
2018.10.14追記
早速返金処理がされました。ANAさん仕事が早い!
ANAプラチナデスクに電話をした日の夜に「【ANAより】払い戻しに関するご案内」という件名でメールがあり、「払い戻し明細書」の添付がありました。
それを確認すると、払い戻し額は25,690円。
ん?
あ、あれ?もしかして私、この国内区間にこの金額払ってた?
焦って確認したところ、やはり通常のHND-SYDの往復運賃にぴったり1万円が上乗せされています。
するとこの金額は・・・
SUPER VALUE(旧旅割)ぐらいの金額。
計算式がわからないのですが、とにかく当日中にクレジットカードに返金処理も完了していました。
結論
秋の修行は台風リスクマネジメントが必須。
台風に限らず、冬の大雪も影響を与えるでしょう。
天候が原因であれば払い戻しや振り替えに柔軟に対応してもらえますが、さんざん頭を悩ませて作った修行行程にひずみが生じます。
そうなった場合に、振り替えがきくような余裕のある日程にしましょうと声を大にして2019年修行僧のみなさんにはお伝えしたい。(12月ギリギリに解脱は危険度レベルMAX)
ペキコの場合は、ダイヤ到達までに那覇1往復分が足りなくなったため、PP単価は悪くなりますが、HND-OKAを1往復追加することになりましたとさ。
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